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身のまわりにあることを書いていきます。これから色々な分野に挑戦していきます。

転職エージェント 流れ その4

scop0530.hatenablog.com

自分をどこまでさらけだすか?転職エージェントに限らず他人にこれまで自分自身をさらけ出す経験がなかった私にとって、いくら転職と言う人生の大きなポイントであったとしてもそこはすんなりいかなかった。私のイメージでは転職エージェントはノウハウをたくさんもった専門家であり、味方であるはずではあるがどこまで自分自身を語るべきなのかは迷った。ここで相手の懐に飛び込み、全てを打ち明ける(とは言えそんなに語ることも本当のところないのだが)ことができた方が本当は良かったのかもしれないが私はしなかった。エージェントの方の人となりもあったのかもしれない。

 

そんなこんなで結局質問に答えただけで当り障りのない面談であった。だいたい下記のような質問があったと記憶している。

・これまでの経歴、スキル

私はITの現場をやってきていたが、スキル範囲はかなり狭いので、売りになるようなことは言えなかったので、経験の長さをアピールした。

・なぜ転職を決断したか

これまでずっとやってきたことに正直飽きていて、さらに新しいスキルを身につけないと将来まずいと考えたのが理由だが、「今の仕事に飽きましたのでスキルないけど、今後のために新たなスキルを身に着けたい」とは言えず、新しいことへの挑戦を強調した言い方になってしまった。

・どのような転職をしたいか

なぜ転職を決断したか、から続く質問である。「給料が今より高くて安定した仕事」「長く続けられるスキルを身に着ける職場」と言うのが本音であるが、やはり「なぜ今より給与が高い必要があるのか」という切り返しを嫌ってうまく言えなかったのである。

・どの程度の時期での転職を考えているか

その時は仕事はまだ続けていたので、そこまでの緊急性はアピールせずに、いいところがあればという感じにしておいた。

・給与はどれくらいを考えているか

これはなかなか難しいのである。高い方がいいのではあるが、いきなり2倍3倍とも言えず、売りとなるスキルもそうない自信のなさから現状維持は最低限と言った弱気な発言となった。エージェントは、私の年齢も若くないので、転職したら給与は下がるという現実を私に突きつけたのである。

 

続く