身のまわりにはいつも何かが

身のまわりにあることを書いていきます。これから色々な分野に挑戦していきます。

その音楽を聴けば何を思い出すか

 

人間の証明 (角川文庫)

人間の証明 (角川文庫)

 

人間の証明」と言う本を昔読んで衝撃を受けた。はるか昔である。時はあらゆるものを風化させるが、衝撃を受けたということまでを風化させることはできなかったようだ。確かに、「どう衝撃を受けたんだ?」とか「大げさな言い方をする割にはその内容が無いのはなんで?」とかいう意見ももちろん理解できる。

 

実は私が今回述べたいのはこの本の内容ではない。この本を読みながら聞いていた音楽のことである。それは邦題で「涙のカノン」という曲である。クラシック音楽で恐らく何かしらのきっかけで一般的と言えるほど日本で有名になった曲である(と思う・・・)。

 

この曲を聴くと条件反射で「人間の証明」が思い起こされる。これが実に面白く感じる。とっても正確に思い出される不思議な感覚は実に面白い。これは人間が音楽に何かを結び付けた進化の過程で身に着けた何かであるとほくそ笑むのであった。