外国人の犯罪報道を考える
2018年4月13日の産経新聞朝刊にベトナム人に関する記事があった。
「外国人の犯罪ベトナム人最多」
内容は細かい数字は省略しざっとこんな感じである。
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来日外国人による犯罪件数(国籍別)の中でベトナム人が
最多となり中国を上回った。背景にはベトナム人在留者の
数が増加したことが要因だとの分析。
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ベトナムに関心を持つ私としては少々残念な印象の記事である。このような記事は事実
であるとしてもこれを読んだ人間はベトナム人に対し好印象は持たないだろう。しかし
その一方で、冷静に考えてみると絶対数が増えれば犯罪数も増えることは間違いない。
特別ベトナム人が他の国籍の人よりも犯罪を犯す率が高いとは言えない。これまで他の
国の人々の在留数の増減で犯罪数も変化してきたことは事実であり我々日本人の経験値
の中にもある。
冷静な視座が必要な問題である。