身のまわりにはいつも何かが

身のまわりにあることを書いていきます。これから色々な分野に挑戦していきます。

冬あっての春

ここ数日の寒さは本当に厳しくなってきた。もう12月なので寒いのは当然ではないかと

思う。しかし頭で考えることと体で感じることはイコールではない。暖かい季節がやっ

てくると喜び、寒さの厳しい季節がくると暖かい季節を待ち望む。寒さあっての暖かさ

なのかも知れない。その感覚は何度経験してもその都度感動してしまう。まったく不思

議なものである。人間の心と体はそのようにできているのであろう。

 

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公園の桜が割と低い位置にあったので観察してみた。するとすでにつぼみをつけてい

る。まだまだ小さいがつぼみである。桜もある一定期間低温で過ごさなければ花が咲か

ないと聞いた。そのロジックは分からないが進化の過程で何かしらの特性を得たので

あろう。そう、寒さあっての桜なのである。桜の花が咲くことについての物理的な理数

系のロジック解析もおもしろそうだが、桜の花を愛でることにそれは不要である。冬が

来て春が来て、そして桜が咲く。桜が自らその現象を証明してくれるからである。そう

考えると冬の寒さもただ寒いだけではないと捉えることができる。

 

冬あっての春、待ち遠しいものである。