Mi Lau Thai その3
作り方を見るといたって簡単である。
①麺、調味料、乾燥野菜等を丼に入れる
②400mlのお湯を入れ蓋をして3分待つ
③よく混ぜて召し上がれ
とこんな感じである。つまり日本のチキンラーメン方式に近い。日本の多くのインスタ
ント袋麺のように鍋で煮るといったひと手間はかけない。恐らく、東南アジアにはそん
な面倒なことは受け入れられないのではと思う。写真が多くなるが作成過程を紹介す
る。
「食べられる期限は生産日から5か月」とあるが消費期限と訳していいだろう。そして
生産日は「17 08 17」と印字されている。これは左から、17日、8月、2017年とい
う並びになっている。つまり2017年8月17日生産ということである。慣れないと日本風
に逆に読んでしまい、消費期限過ぎてるのではと思ってしまう。よってこの麺はセー
フ。しかしアジアの市場では平気で消費期限が過ぎているものが当然のように販売され
ている。人々の意識は消費期限より賞味期限が長いのだ。
袋から調味料を取り出すと4つ出てきた。上からスープパウダー、液体スープ、調味オ
イル、乾燥野菜(青ネギがメインでエシャロットも少々)。
いよいよ作る。
丼に麺を入れる
調味オイル、液体スープ以外の調味料を入れる。一気に全部入れても
いいと思うが、オイルが固まって入れにくい場合がある。
お湯を入れ蓋をする。蓋の上に調味オイル、液体スープを置き、熱で少し溶かす。
3分後蓋を取り、オイルを入れかき混ぜれば出来上がり。
とても簡単である。こどもだってお湯にさえ気を付ければできそうだ。肝心の味は、ま
ずとても濃厚である。恐らくエビ風味のためだろう。そして濃い味は体に悪そうだが
病みつきになりそうな感じだ。そして少し辛い。好みで好きな具を追加と考えそうだ
が、私の考えでは、加えてもネギ程度だろうか。シンプルにこの麺の味を味わうのがよ
いと思う。もちろん、香味野菜のパクチーやライム、唐辛子をトッピングすれば現地風
にできる。この麺は好みが分かれそうだが好きな人にはたまらないパンチがある。日本
ではなかなか味わえない「THEアジア」な気分にさせてくれる。日本でも販売していほ
しいものである。