チューリップのその後
チューリップの花はピークを過ぎすでに花弁は散ってしまった。しかし葉と茎は意外に
青々としている。なかなか興味深い現象である。次の家庭菜園の準備のためチューリッ
プを引き抜き根の状態を見てみた。チューリップは球根である。うまくいけば来年もそ
の球根を使い花が咲くようである。土の中はどうなっているのだろうか。球根は大きい
ものから小さいものまでひとかたまりになっていた。
とりあえず全てを取りきれいに洗った。そして陰干しをしたらこのような感じになっ
た。購入時よりも小ぶりである。しかし生命力があふれている様子だ。また来年も咲く
かどうかは分からないが試してみる予定である。後にネット情報を見ると、花が散った
後も球根を大きくする目的で葉や茎は枯れるまで放置が良いとの情報を得た。後の祭り
ではあるが再来年に試してみることにした。
マイヤーレモン
今年も無事花芽をつけてくれた。無事と言うのも、今年は思い切った剪定、つまり古い
枝を切ったからだ。素人なので適当に不要だと思われた枝を大胆に切ってしまったので
ある。新しい枝が次々と出てきたのでとても喜んでいたのだが、その後調べた情報によ
ると前年の枝に花芽をつけるとあった。前年の枝はかなり切ってしまった。どういうこ
とかと言うと、剪定は枝を選んで切る必要があるのだ。もしかしたら花芽をつける予定
の枝もかなりの量を切ってしまったのかもしれない。蕾を数えると約7、8個であった。
これが全て結実するかは分からないがあまり期待をしても仕方がないので自然にまかせ
るのが一番である。レモンの花はとても可憐で香りが強いのも特徴である。しかし、育
てるには良いことばかりではなく面倒なこともある。特に虫には注意が必要である。
蝶々の幼虫が葉を丸裸にしてしまうこともある。すでに卵を産み付けているようで見つ
け次第捕獲している。こればかりは自然にまかせてはいられない。まあこれも楽しみの
一つではあるのだが。
朝顔
家庭菜園の季節がやってきた。これからは忙しくなる。夏に向けての準備である。今年
はすでにミニトマト、中玉トマトの苗を購入し植えた。そしてヘチマ、朝顔、夕顔、イ
ンゲン豆は去年収穫した種を植えた。少しづつ紹介する予定である。毎年新たな種類の
植物、野菜をチャレンジしてみようとは思うが、花屋はよく売れるある意味無難なもの
しか販売しない傾向がある。商売であるので当然なのだが私にとっては少し物足りない
印象もある。
一週間前に植えた朝顔がこれだ。朝顔はワンシーズンで種を大量に取ることができる。
持て余すほどである。それを3粒づつ3箇所に植えたのである。3粒のなかで元気な朝顔
を選び育てる予定である。この時期の植物の特徴でもあるが、その成長の速さは目を見
張る。昨日あんなものであったが今日はここまで伸びたと感動するのである。この朝顔
は何色だったかなと思案する。昨年は白と紫の二種を育てた。茎が赤いので紫だろうか
と想像を巡らすことも楽しい。今後も成長を紹介していく。
アジサイ
暖かくなるまでは木の棒であったアジサイは徐々に葉を増やし順調に成長してきた。私
という人間は勝手なもので、棒切れ状態の時は棒切れと非難し葉が出始めたら喜んだも
ののすぐに葉ばかりでいつ花が咲くんだと心配をし始める。冷静に考えてみればアジサ
イの季節は梅雨の頃であろうということは体験として知っている。いや、アジサイの季
節と一言に言っても青々とした葉が出る季節も素晴らしいし、当然アジサイの花は美し
い。そんなことを思いつつも今朝、アジサイを観察してみたら、なんと花芽がついてい
るではないか。植物を育てていて最も感動する瞬間の一つである。では紹介しよう、
まだまだ小さい花芽達である。上から下まで1センチ程度である。何色の花が咲くのだ
ろうか。以前、土の酸性度、アルカリ酸性度の割合で花の色が変化すると聞いたことが
ある。当然、種類が異なれば花の形も異なるのだろう。
さあ今後の展開が楽しみである。
ベトナム旅行記 旧正月を味わう その48
ベトナムの宝くじを紹介しよう。恐らくどこの国でも宝くじのようなものは存在するの
であろう。一攫千金を夢見て人々は夢を買う。人間の本能的なものなのではないか。
社会主義国においては賭博は一切禁止なのではないかと勝手な想像をしてしまっていた
ことがあった。本当のところは私も分からないが建前上は駄目な部類に入るのではと
思っている。実際のところはサッカーくじはある意味公然と行われている。宝くじは公
営なのではないかと思うくらい道端で平然と売られている。多分公営なのではないか。
一枚数千ドンなので日本円で数十円だ。そして当たりは日本円で数十万円くらいだとい
う。庶民にとってはかなりの額になる。
私も「旅行者ラッキー」を狙って購入した。宿へ戻りくじをよくよく確認すると当選発
表は日本へ帰国した後であった。
カレースパイス
以前、新大久保へ行った際に購入したカレースパイスを使ってみた。市販のカレールウで普通にカレーを作りカレースパイスを投入した。かなり香りが強い。しかし一気に異国情緒たっぷりの勝手に決めつけたがインド風カレーとなった。スパイスのみを舐めてみたが味はそこまでない。やはりこれは香り付けのために存在するとあらためて理解した。
他の料理にも工夫できそうだが私の知識では思いつかない。取りあえず野菜炒めに香り付けしてみようかと思う。これからの季節にピッタリな予感がする。