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身のまわりにあることを書いていきます。これから色々な分野に挑戦していきます。

いちょう団地祭り 最終回

いちょう団地の祭りを見ることが出来て本当によかった。祭りとして単純に楽しかっ

た。非日常を味わえたし高座渋谷という縁遠い地にも寄ることができた。異文化交流と

いうテーマもあったが、そこにいる人々と単純に楽しむことがその目的に合致すると感

じた。ここにはこんな人たちがいるということを目にすることができただけで十分な価

値はあった。

 

さて、私の今回の〆であるこれを紹介だ。

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Bun Bo Hue(ブンボーフエー) である。前回ベトナムの麺であるブンを紹介した。そ

のブンを使用した料理だ。ベトナム麺料理の中で私が一番好きである品だ。この料理は

日本でもすでに有名なベトナム麺料理であると認識しているが簡単に説明しておく。

Bun Bo Hueとはベトナム中部の古都Hueの牛を使ったブンである。そして辛い。辛いと

言っても激辛ではなく他の麺料理と比較して辛い程度である。ベトナム料理は基本、唐

辛子やハーブ、スパイスを別皿で用意して食べる人が好みで調味するスタイルである。

つまり辛くしようと思えば大量の辛子を投入し食べるのである。すでに薬味は入れられ

て売っていたので自分好みにアレンジすることは難しいがそのままでも十分美味であっ

た。何だかんだ言って最後はやはり食べ物で〆る。祭りってのは昔からそういうものだ

と思う。いちょう団地祭り、おすすめの祭りである。

いちょう団地祭り その9

この祭りにきた主目的であるベトナムの食事は、実は随分前から麺類だと決め

ていた。日本でのベトナム料理の種類は諸事情により限定的である。中華料理

のような多様性は残念ながら日本では見ることは難しいのではと考えている。

 

脱線するが、上記で中華料理と言ったものの本当のところ私が思っている中華

料理は中国に無かったりすることだってありえる。正確に言うのならば私が中

国を起源と勝手に考えている日本においての料理とするべきか。私が中国で食

たことのある料理なんて名前なんてよく知らない肉料理か麻婆豆腐くらいで

ある。

 

話を戻す。日本におけるベトナム料理の種類の少なさからくる展開はワンパタ

ーンと思っている。フォー、生春巻き、バインセオ、ベトナムコーヒー、バイン

ミーとかその程度である。私が現地で体験した多くの料理は日本にはほとんど

見ることができない。そのような中でも麺類はやはり人気がある。この日もフォー

、ブンが多くの店で売っていた。私はフォー、ブン共に好きだがフォーより

もブンの方が好きだ。フォーの独特の麺の香りが気になるのだ。それも含めて

フォーだとは思うがブンと二種類あるのであればまずブンを選ぶ。私の知識で

はフォーは平たい麺でブンはビーフンのような細い麺だ。ブンの細さも色々あ

るようで地方によって異なるようである。ただし麺の形状が異なるだけで味付

けは同じということではなくフォーは鳥や牛で出汁をとることが有名で、ブン

は味付けが辛かったり魚、田蟹のような素材も使用するようだ。このあたりは

とても深いので研究が必要だがまた別の機会に述べることができればと思って

いる。つまり麺によってスープや味付けの相性があり人々の好みも反映されて

いるということだ。

 

次回は最終回、そして私にとってこの祭りの〆である料理を紹介する。

いちょう団地祭り その8

食べ物はその当時の記憶を脳から引っ張り出す。におい、形状、色、名前等々をヒント

に引っ張り出す。しかし現在においてそのロジックはまだ完全に解明されていないので

はないか。私にとってそのロジックはどうでもいい。ある料理を食べ、以前の記憶を呼

び起こす快感があればいい。しかしそれが必ずしも良い記憶である保障はなく時に嫌な

記憶も持ってきてしまうことがある。

 

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この料理はベトナム料理でCha Ca(チャーカー)と呼ばれるようだ。地方によって呼び

名は若干かわるかもしれないが私の知識ではこの名前だ。Caは魚と言う意味である。

Chaはおそらく調理方法だろうか。見て分かるように日本のおでんの練り物のようであ

る。それを油か直火などで焼いたのだろう。理屈から言えばまずいわけがない一品だ。

そのまま食べてもよいし、パンに挟んでもいい。色々な食し方があるだろう。味は見た

目通りの味で魚の練り物である。日本の魚肉ソーセージとは若干味は異なるが日本人で

も違和感なく食べることができるだろう。

 

最初の話題に戻るが、以前ベトナムでこれを食べて強烈な食中毒になったことがある。

私はこの祭りでこれを食べる前、つまりこれを見た瞬間にその記憶が蘇ってきたのだ。

ベトナムでの食中毒は半端じゃない。日本では味わったことがないくらいの症状に襲わ

れる。体調が戻るまで体から異物を出すための生理現象が続き三日くらい寝込んだ。そ

して熱まで出るしつこさである。ある意味、ベトナムという国の洗礼とも言うべき食中

りをこの日思い出してしまった。

 

※写真のCha Caにはパクチーが添えられている。好みでパクチーとともに食べるのだろ

う。

いちょう団地祭り その7

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これを見てとうもろこしを焼いたものだとはすぐ分かるだろう。日本の祭りの定番であ

る。しかしこれを売っている場所は日本であるがちょっと様相が違う。そこには日本文

化を母国の文化として育った者ではない人々、または両文化の保持者や親族の主として

いる文化とは異なる文化を持つ者など多様な人々が生活する場所である。そのようなと

ころでは違うことが普通であり、ある共通項を「普通」と呼んで共有することが「違

う」ことなのかもしれない。「違う」という言葉さえ、私が使用する「違う」ではない

かもしれない。そう思うととても面白いではないか。私の常識は非常識なのである。い

や、異常といってもいいかもしれない。

 

これはベトナム人が売っていた焼きとうもろこしである。路上で炭を使用しモクモクと

煙と香ばしい食欲をそそるにおいを発しながら焼いている姿は正に東南アジアである。

「煙が煙いのでやめてくれ」なんて誰も言わない。そこに炭で何かを焼いている人がい

れば、冷蔵庫から食材を持ってきて一緒に焼いてくれって言うのがベトナム人である。

今の日本にその文化はほとんど残っていないと想像する。もしそのような文化の中で私

が「煙たい」と苦情を言ったとしよう。私は非常識な人間と認定されるだろう。

 

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よく見ると日本で見かけるとうもろこしと少し違う。黄色が薄く全体がずんぐりしてい

るのが分かる。これはおそらくベトナムからもって来たのではないか。ベトナム人もと

うもろこしは大好きだ。焼いたり、茹でたりしたのを露天で買い、かぶりつく。私から

するとベトナムで食べた味は若干物足りないが粘りがある食感だった。この種がベトナ

ム固有かは不明だがどうやら日本で食べる種類とベトナムのこのとうもろこしは種類が

違う。この日食べたとうもろこしは正にベトナムで食べたとうもろこしだった。焼いた

とうもろこしにネギを油で炒め調味したネギ油が味付けに使われていた。久しぶりに食

べたベトナムの味は私の脳の奥深くにしまわれていた記憶を引っ張り出した。

いちょう団地祭り その6

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恐らくフォーやブンといった麺だろう。その横にはChe(チェー)といわれるデザート

である。Cheは種類が豊富でタピオカ、寒天類、ココナッツミルク等、多種多様であ

る。日本には存在しない食材も当然ある。

 

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路上で炭で焼くスタイルは全く持って「アジア」である。日本ではあまり見られなくな

ったのは残念である。ハンバーグ状の豚ひき肉と焼きとうもろこしだ。食欲をそそる香

りがした。

 

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左は餅の様に見える。きゅうりの千切りと、つけ汁のNuoc man(ヌオックマム)に唐辛

子やにんにくを入れたものであろう。隣はCha ca(チャーカー)だろうか。一見、ベト

ナムでよく見かける豚のソーセージの様にも見える。パクチーがどっさりである。その

隣は炭焼きのハンバーグ状の豚ひき肉だ。

 

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ごはんに何かしらの調味をしたものと思われるがもはや何なのかは分からない。となり

のこんにゃくのように見えるのも不明だが寒天か何かだろうか。そしてパステルカラー

の食べ物から推測するにデザートだろう。この何なのかは分からないものを見ると私の

脳が喜んでしまって仕方がない。

 

次回は実際に購入した料理を紹介だ。

いちょう団地祭り その5

「花より団子」である。辞書でこの言葉を調べると花をながめて目を楽しませるより団

子を食べて食欲を満たす意から、風流より実入りを選ぶたとえ、とある。しかし今回の

様な祭りについては私はこう考える。祭りに食べ物や酒は切り離せない。特に食べ物は

祭り特有の地域の名産がある。風流ではないか。

 

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ベトナム料理が多かった。ベトナム人住民が多いのだろうか。フランス風バゲットを使

ったBanh Mi(バインミー)。私が知っているのは肉やソーセージ、レバーペースト

卵焼き、ruoc(ズオック)と呼ばれる豚肉を炒って糸状にした日本で言うご飯のお供な

どを好みで挟んで食べる。かなりおいしい。国民食であろう。この写真のBanh Mi販売

台車は本格的だ。恐らく現地から持ってきたのではないか。

 

次回は更に料理を紹介する。

いちょう団地祭り その4

民族舞踊を堪能し全体の雰囲気を見ると、細長い道に沿って露天商で賑わっている。し

かし規模としては私が勝手に想像していたよりは大きくない。祭りは二日間行われ、こ

の日は二日目である。可能性として一日目の方が規模が大きいということもありえる。

来年は一日目に参加しよう。やはり実際に体験しないことには真実は見えてこない。体

験せずにあれこれくだを巻くことが大好きな私にとっては大きな気付きであった。

 

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何やら興味深い料理の皿が並んでいる。周りをよく見ると販売ではなく来賓用にふるま

われる料理のようだ。

 

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多文化共生交流会とある。このステージで何か催されるのだろうか。この日のこの時間

においてはステージでは何もなかった。

 

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祭りの場所からも見える巨大な団地。見るたびにその大きさについての感想が口から漏

れる。

 

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獅子舞だ。中学生か高校生だろうか。派手な踊りと音は人々をひきつける。私の知識で

は中華風ともベトナム風とも見える獅子舞だがひょっとしたらカンボジアラオスあた

りかも知れない。そもそも国籍などは無関係でいちょう団地オリジナルだったら面白

い。

 

次は祭りの主役の一つでもある現地の食事を紹介する。