チューリップ近況
いたが本日はチューリップの話しをしたい。
まだまだたくさんベトナムのネタがあり引き
続き記事をあげたいと思うが、少しずつ暖か
くなってきた気候に対して変化をする植物に
ついても話しをしたい。
昨年に植えたチューリップはこのようになっ
た。花屋ではすでに立派なチューリップが販
売されている。花屋のチューリップは工業用
のチューリップだと推測するので私のチュー
リップとの比較は無意味であるが私のチュー
リップもあのように立派に咲くのだろうかと
考えるのである。
なかなか成長しないチューリップであったが
やはり気候の影響で少しずつではあるが大き
くなってきている。ヒヤシンスには大きな感
動を貰ったがチューリップにも期待してい
る。三色のチューリップを購入したがどれが
どれだかもうすっかり忘れている。これも楽
しみのスパイスである。
ベトナム旅行記 旧正月テトを味わう その22
私の好きな物があった。これはいわゆるプロ
パガンダアートと言われているものである。
つまり国の政策方針を民に伝え啓蒙宣伝する
物である。スローガンと言っても良いだろ
う。アートとは言ってもアートのための絵で
はなく国家の宣伝媒体が第一義である。
外国人である私から見ると独特の雰囲気が有
り興味深い。思うに社会主義らしいテイスト
がある。特に興味深いのは次の写真の左の絵
である。
これはベトナムの海、島を守る決意を表した
絵である。Truong saとあるのはベトナム名
ある。中国と領土を争っている諸島である。
ベトナムと中国の歴史的関係は古く、中国は
常に北の大国として存在していた。
一つ気になったことがある。それはTruong
saの最初の単語が海兵に隠れていることだ。
これはもしかしたら中国への多少の配慮が有
ったのではと勘ぐってしまう。直接的表現と
言うよりは間接的だと感じる。最初見たとき
は何についての話しなのか分からなかった。
繰り返すが中国は大国であり経済的にももは
や無視できないであろう。このあたりがベト
ナムのうまいと言うかしたたかと言うか中国
との接し方を心得ているなと感じる。
な国、人間である。
ベトナム旅行記 旧正月テトを味わう その21
当たり前ではあるが日本には無いものがたく
さんある。あれこれ写真を撮りたくて目移り
する。今日紹介するものは日本にもあるが少
し違う。
にんにくと玉ねぎである。
にんにくは小ぶりで皮は紫がかっている。皮
を剥くと白いにんにくが現れる。その味は正
ににんにくで、香辛料、香り付けに使用す
る。空芯菜のにんにく炒めは美味い。
玉ねぎはエシャロットに近いだろうか。これ
も香辛料である。オニオンフライとして麺
類、スープに入れたりもする。旨みがたくさ
ん出る。
写真はある程度乾燥させて長持ちさせるよう
である。
ベトナム旅行記 旧正月テトを味わう その20
ベトナムは果物が豊富だ。特に南部は周年気
温が高く色々な木の栽培に適している。北部
も南部程ではないが多い。
2月なのであまり果物は多くない季節であ
る。その中で今回私が食べることができた
のはこれだ。
ジャックフルーツは黄色い実が集まった大き
な果物である。種以外の黄色い部分を食べ
る。初めての人はにおいが気になるかもしれ
ない。甘味は強く濃厚な味だ。
こちらは最近日本でも輸入品が見られるドラ
ゴンフルーツだ。その控えめであっさりした
味は私好みである。ゴマの様な種の食感も良
い。
最後は正式名が分からないがベトナム語か
ら直訳すると「おっぱいフルーツ」である。
丸い実を切ると乳液のような汁が出る。
その味は甘いが、実を何に例えるか形容が難
しい。
この短期間で3種の果物に出会えた。なかな
か幸運だと言えるだろう。
ベトナム旅行記 旧正月テトを味わう その19
滞在中の気温は20度以上になった。暑い。曇りが
ちであるが日差しは雲越しに強い。日本からの完全
防寒の服装では暑すぎるから装備を軽くしているに
もかかわらず暑い。Tシャツ一枚にした。とても快
適である。まだ暑いくらいだ。
一年で一番寒い季節でTシャツ一枚になるとは思わ
なかった。空気は湿っている。朝洗顔しても全く乾
燥しない。
普段と全く異なる空間ではあるが、そこに見たこと
があるものを見つけると嬉しい気分になる。
それがこれだ。
ハイビスカスだ。たったの一輪ではあるが逆にそれ
が印象に残る。ホッとした瞬間であった。
ベトナム旅行記 旧正月テトを味わう その17
街をうろついていると色々なものが目に入
る。とても面白い。見慣れない風景は脳に良
い刺激を与えるだろう。日本においても見知
らぬ土地を訪れると新鮮に感じる。外国であ
ればなおさらである。
新しい年はどこでもめでたいものである。そ
して新年に花は不可欠である。その国の新年
の季節にはそれぞれの花が咲く。ベトナムに
おいても同様である。
写真は新年を祝う「Chuc mung nam moi」を
花で装飾したものだ。chuc mungはおめでと
う、 nam moiは新年と訳せるだろう。「祝新
年」といったところか。