朝顔の「双葉」の消えない記憶
小学生の時に学校で朝顔を植えたことがある人は多いのではないだろうか。みんな同時
に植えたはずであるが花の咲くタイミングがそれぞれで植物に個性があることを知っ
た。そして双葉という言葉も忘れられない。普段の生活において双葉と言う言葉はあま
り使われないと思う。しかし小学生の時に覚えた双葉という言葉は不思議と忘れること
がない。恐らく普段は使わないが一生忘れることはない単語の一つではないか。
生物は使用しない事柄に対して積極的にそれを忘れたりその機能を失わせ、必要なこと
に対して新たな機能を割り振る方が適応的なはずである。英単語はすぐ忘れてしまうが
双葉はいつまでも忘れない。これは本当に興味深い。写真の朝顔はどちらかを間引く予
定であるが今のところは下の方の朝顔が力強そうなので残す予定である。