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「もう一つの祖国 戦後70年 祖父はベトナムに残った(朝日新聞過去記事から)」 その6

朝日新聞縮刷版 2015年7月22日の記事を読んだ感想である。

 

ベトナム戦争終結し、ついに旧日本兵ベトナムに残ったその息子に20年ぶりの再会

が実現した。旧日本兵は日本で生活をしながらも息子のことを心配し仕送りや手紙を送

っていたという。20年の空白はどのようなものであろうか。他人には想像できない月日

である。生まれたばかりの子供が成人してしまう月日である。

 

親子が離れ離れになるのは戦争にはよくある話と言えばそうかもしれない。しかし人生

を翻弄する出来事に懸命に対処する人の話は興味深い。しかも太平洋戦争での日本とベ

トナムと言ったあまり表にでてこない場面である。

 

過去や歴史を忘れた頃に同じ失敗は繰り返される。様々な角度、場面から不断の情報

収集、思考が大切だ。