ビールの定義
今はほとんど飲まないが以前私はビールが大好きであった。本当によく飲んだものであ
る。厳密に言うと愛飲する種類の比率は第三のビール、発泡酒、ビールの順である。値
段の安い順である。私はとにかく毎日、けっこうな量を飲んでいたため値段が最重要な
のである。私が富裕層で資産家であれば値段を気にせずビールだけを飲んだかもしれな
い。
第三のビールの存在は庶民にとってはとても助かるお酒である。値段が安いのでつい大
量に飲酒してしまうことは確かに問題である。お菓子や外食においても同様なことが言
えるのではないか。
2018年1月12日の朝日新聞朝刊の記事によると、酒税法改正によりビールの定義が拡大
されるという。ざっくり述べるとビールの定義が変更されたことにより、今までビール
として販売するためには使用できなかった原材料の使用が可能になった。それにより、
様々な風味味付けのビール製造が可能となるようだ。また現行においては発泡酒に分類
されるものがビールになるケースもあるという。これをきっかけにビール会社は伸び悩
む市場を盛り返したいようだ。
「ビールとは何であるか」という素朴な疑問が浮かぶ。なぜなら現在発泡酒である飲料
が中身は変わらないがビールという飲料になってしまうからだ。不思議であると思う一
方、法律はルールであるので内容が変更されれば定義も変更されることも理解できる。
消費者はそこまで考えないで好きなものを買って気持ちよく酔うことができればいいの
かも知れない。
まとまりのない文章で恐縮であるが、この改正が最終的に消費者にメリットとなる法律
であることを願う。