一品ジャジャン麺
先日、興味深いものを見つけた。それは「一品ジャジャン麺」である。これだけでは麺
類であることは分かるがそれ以上の理解は難しいのではないか。これは韓国の料理と思
われるジャジャン麺のインスタント袋麺である。これを購入したのは街中にポツンと
あった韓国食材店である。一歩足を踏み入れると韓国の文字で書かれた食材ばかりがあ
る。普段みることがないものはとても刺激的である。そんな中、麺類コーナーは充実し
ていた。韓国人も麺が好きな民族であることが伺える。しかしどのような麺なのかは
パッケージを見ただけではよく分からない。私の目に入ってきたのは「一品ジャジャン
麺」である。これはよく見ると日本語表記である。韓国産との記載があるので、日本向
けの商品と推測する。手に取るとずっしり重い。具材のレトルトが重いのであろう。内
容量は200gでそのうち麺は100gである。
ジャジャン麺がどのような料理であるかの解説があったので転載する。
「韓国では最もポピュラーな麺料理(国民食と呼ばれる)豚肉、タマネギ、ねぎなどを
細かく刻んでチュンジャン(黒味噌)と炒めたジャジャンソースを麺と混ぜて食べる料
理」とあった。
その真っ黒なソースは人によっては恐怖を感じるかもしれないが私にとっては食欲を刺
激する。食べてみるとレトルトの内容物は溶けてソースと一体になっているので具は写
真ほどではない。味は少し物足りない甘めのソースである。日本のソース焼きそばが
ソースのパンチのあるスパイシーな風味だとすると、ジャジャン麺はマイルドなやさし
い風味である。この袋麺だけを食べ、ジャジャン麺を語ることはできないが、世の中に
は色々な食べ物がまだまだたくさんあり楽しい気分になった。
あたらしい発見は脳を活性化させるのである。