お台場海浜公園の花火
先日、お台場海浜公園に花火を見に行ってきた。人工とはいえ海があるのでこの時期寒
いのではと思っていたが思ったより寒さは優しく、手袋がなくても大丈夫であった。
時期は年末クリスマスということで街はその雰囲気で満ちていた。宗教的な思想はなく
とも楽しい気分になるのは不思議である。クリスマスにかこつけた商戦につい財布のひ
もが緩んでしまうのは何故であろうか。不可解な行動は人間のもともと持っている習性
を考えてしまう。その習性は進化の過程において連綿と続くものなのかも知れない。
花火は18時くらいだったろうか、始まった。流石にその時間は寒空であった。しかしそ
の寒空に大きな爆発音が響き、人々の心を夜空に誘う。見事であった。その時間は短い
ものであったが久しぶりに見る生の花火は考えているよりも美しかった。そこかしこに
歓声が上がり気分は盛り上がる。
花火、それは人間の心の奥底にある何かを揺さぶる鮮やかな空中花である。