身のまわりにはいつも何かが

身のまわりにあることを書いていきます。これから色々な分野に挑戦していきます。

村田修一

現在、野球はオフシーズンである。オフシーズンとは公式戦が行われていない期間であ

る。NPBという組織が日本のプロ野球を運営していてその組織の決まりに従って公式

戦が行われる。たいてい、3月末に開幕戦、そのシーズンの最初の試合が行われる。オ

フシーズンと言っても長い休みということではなく、その期間は次のシーズンのための

トレーニングや球団を変わるとか、次の人生を決める等が行われる選手にとってはとて

も重要な時期である。

 

こんなニュースがネット上にあった。

headlines.yahoo.co.jp

私が今回、触れたい話題は村田修一選手についてである。村田選手は元巨人軍の選手で

現在は36歳だという。巨人の前は横浜のDeNAに所属していた。現在、村田選手は巨人

軍を退団(どうやら本人の意思ではなく巨人軍から退団を宣告されたようである)し現

役を続行するために次の球団を探しているという。しかし未だに所属チームが決まって

いないというニュースである。

 

私の感想だが、村田選手はまだまだ現役として存在感をアピールできる能力が十分ある

と思う。実力だけが全ての世界において実力があっても所属できるチームがないとは何

とも不可解な話である。しかし限られた選手枠の中で一人を起用すると一人が出場でき

ないという絶対的なルールがある。村田選手の実力を知っていながら、すでに村田選手

のポジションには選手が存在しているチームはなかなか獲得に踏み出せない状況もある

だろう。また若手を育てることはどのチームにとっても必要な課題である。村田選手を

獲得することと若手育成が相反するケースもあり得る。村田選手の言葉の「金額ではな

い」、つまり年俸が低くても野球ができればいいという言も切実である。

 

私は巨人ファンではない。プロ野球ファンである。しかしこのまま村田選手がどこにも

所属することなく引退することは考えたくない。多くの選手がその意思とは反しながら

も引退をするが引退は悪いことではない。引退は終わりではなく始まりであると思う。

そう思いつつも来シーズンに村田修一がいるといないとではその面白さが天と地の差が

あるのではないか。