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技能実習生について その2

アジアの人々が将来の少子高齢社会を心配して日本への介護技能実習生を選択したのだ

ろうか。私はそんなことはないと考える。多くのアジアの人々は現在発展の真っ最中か

もうすぐ発展する可能性がある国に住んでいる。現状の先進国と言われている国々の様

な発展をするには多くの課題をクリアする必要があるとは思う。しかし、繰り返すがこ

れからの国なのである。所得が低くその日の暮らしにも困窮している人も多いはずであ

る。その人々は常にチャンスを狙っている。日本に来る目的は技能実習ではなく稼ぐた

めに技能実習生という制度を利用していると見るのが自然だ。

 

日本だって随分前から少子高齢社会が来ることは分かっていたはずなのに、目に見えて

その現象が現れるまで政策を打たなかった結果が今である。つまり、目に見えて変化が

起きない限りなかなか対策は立てられないのである。アジアの国々でも似た部分がある

だろう。年齢が若い人々が中心の社会において日本の様な高齢化社会の将来に対する対

策を立てることは困難な上、目の前の暮らしを豊かにすることで精一杯なのではない

か。

 

※次回に続く