技能実習生について その1
2017年9月30日の朝日新聞朝刊に「技能実習生の語学力決定」という記事があ
った。
厚生労働省は11月から受け入れが始まる介護分野の外国人技能実習生に必要な
日本語能力を決めたという。詳細は省くが一定のラインを引きふるいにかける
ようである。技能実習生とは名ばかりの、いや言葉遊びと言ったほうが正確な
のではないか。本来の目的は日本の介護分野における人手不足解消のためであ
るのに「技能実習生」とはユーモアが過剰である。
アジアの国々からの受け入れが多いと予想する。アジアの人々は平均年齢が日
本よりも若い。現段階では日本のような少子高齢社会は少ない。アジアの人々
にとって将来の少子高齢社会を前提にして日本へ介護実習するということは非
常に有意義であるし、この段階での少子高齢化対策としてはとてもタイムリー
なのではと思う。純粋に「技能実習生」であるならばという条件がつくが。
しかし、この問題に私は多くの疑問点がある。次回、くだを巻いてみたい。