身のまわりにはいつも何かが

身のまわりにあることを書いていきます。これから色々な分野に挑戦していきます。

学習時間

2017年8月30日の読売新聞朝刊に大学生の学習時間についての記事があった。

 

大学生一年生の授業時間を除く1週間の学習時間の統計によると、週に7時間以

上学習をしているのは34%だという。また学部長からみて自学部学生の学習時

間は十分ではないというのが大勢の意見だ。

 

週に7時間というと一日1時間である。この調査には学習の定義がなされていな

いが、例えばその日の授業の復習、次の授業の予習で一時間程度はすぐいくの

ではないかと感じた。また、本を読めば一時間はあっという間に過ぎる。どの

程度学習すれば十分なのかは議論が必要であるが問題の根本は学習の習慣がな

いということだと思う。習慣というものは一朝一夕では身につかない。ある程

度の時間をかけ継続しないとなかなかできない。また継続するには興味、目標

がないと継続はできない。大学に入学したのであれば卒業する意志は少なから

ずあったと思うので「卒業することを目標にする」とはいかないのだろうか。

それとも卒業に学習は必要ない状況となってしまっているのだろうか。

 

大学は基礎的な勉強をする場でもある。想像するに基礎的な勉強に興味が持て

なくて自主的な学習時間が少なくなっているのではないか。確かに基礎的な

ことは必要だが面白くないときもある。それを何とか工夫して勉強させる大学

側の工夫も相当重要なのではないか。とにかく先ずは学生に大きな目標を見つ

けてもらう必要がある。その目標に到達するには何が必要なのかを一緒に考え

ていく環境、制度が必要だと思う。