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「もう一つの祖国 戦後70年 祖父はベトナムに残った(朝日新聞過去記事から)」 その1

太平洋戦争は様々な影響を世界の人々に与えた。その影響の一つを紹介する。

2015年7月17日の朝日新聞から始まった連載記事にあった「もう一つの祖国 

戦後70年  祖父はベトナムに残った」という記事だ。当時、色々な人が色々

なところでそれぞれの人生を送った。戦争が人々に何をもたらすかは一言では

言えないがこの記事の話はその中の一つである。しばらくこの記事を中心にい

こうと思う。

 

朝日新聞縮刷版 2015年7月17日の記事を読んだ。

太平洋戦争時、多くの日本人がベトナムに駐留したが終戦後ほとんどが帰国し

少数だが残留する日本人もいた。この記事はベトナムへ派遣された日本の航空

軍兵の話である。日本の降伏後、ベトナム独立連盟に参加することになる。

ベトナムはフランスから独立する必要があり軍強化のために日本兵が必要だっ

た。旧日本兵はそこで教官になり現地に残ることを決め家族を作った。現在

、その旧日本兵の孫が日本とベトナムの架け橋になっているという。

 

私は非常に興味深い記事だと思う。このようなことは世界中にたくさんあった

のかもしれないが、時代と共に人々の記憶から消えていく。全てを知ることは

無理であるが、ひとつでもそのことについて見聞きし考えることが必要だと思

う。きっかけは何だっていいはずだ。