身のまわりにはいつも何かが

身のまわりにあることを書いていきます。これから色々な分野に挑戦していきます。

外国語学習


私は外国語学習が好きだ。今まで英語、中国語、韓国語、ベトナム語という遍

歴である。どれも割りと真剣に勉強した。しかしモノになったのは私の自己評

価で恐らくベトナム語だけである。ベトナム語ベトナムについては縁があ

り、いずれたっぷり述べたい。今回は外国語学習において優れていると思った

書籍を紹介する。

 

「中国語の学び方」 相原茂 東方書店

 

題名から分かるとおり中国語の先生の本である。私の記憶では以前NHKの中国

語講座を担当していた人である。この本の中で納得した言葉がある。

「目で見るとすぐわかる単語が音として聞いたらわからないのです。」

義務教育の英語学習の中でもこのような経験がある人もいるのではないか。

リスニングだとチンプンカンプンだがその分を目で見ると理解できるという

経験だ。「音を聞いて字を見て意味が分かる」ではなく「音を聞いて意味が分

かる」となると一人前だということか。外国語を取得する目的は様々だが外国

語を使用して会話をしたいという目的であるならば言語は音として捉える事が

最重要だということだ。言語というものは先ず音から始まりその後文字ができ

たのだと考えると納得だ。

 

この本は中国語学習者だけではなく他の外国語学習者にとっても多くの示唆を

与えてくれる良書である。