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疑問

2017年8月10日の東京新聞朝刊社説にこんな記事があった。

 

「子宮移植」

 

ざっと内容をまとめると、先天的、後天的な理由により子宮が無い、失った人

のために子宮を移植する話である。生まれつき子宮が無い症状を「ロキタンス

キー症候群」という。子宮提供者は当面は母親など肉親が中心となる。子宮移

植をして出産したケースはスウェーデンのみで少なくとも5人が誕生した。日

本では技術的には条件が整っているとの判断がある。しかし出産例も少なくデ

ータも少ない上、倫理的な問題もある。日本では第三者が関与する生殖医療は

認められていない。倫理、健康に関する課題は多いが生殖医療の一つの選択肢

になる。社会全体での議論と患者サイドに立った視座が必要だ、といった内容

である。

 

私の薄っぺらい知識で述べるが、気になったところは、倫理についてだ。自分

ではない人の子宮を移植された人の子宮は移植した瞬間に移植された人間のも

のになるのだろうかという点である。馬鹿馬鹿しい視点かもしれないが、脳を

移植できると仮定して他人の脳をそっくり移植した場合、その移植された人は

誰なのだろうか。

 

何が言いたいのか私自身整理できないがこの記事を読んで浮かんだ疑問で

ある。継続的に考えていきたい。