玄米
私は玄米を精米に混ぜて炊き毎日食べている。この食習慣を始めてかれこれ
三年になる。以前から玄米の栄養価の高さは聞いてはいたがそれまでの私の
食習慣に玄米は無かった。また精米よりも食べにくいのではと思い込んでい
た。
玄米を食生活に導入したきっかけは特別なものではなくふと「玄米っておいし
いのだろうか」と思ったことだ。そして手始めにすでに炊かれていてパック詰
めになっている玄米を食べてみた。意外に違和感無く食べることができたので
毎日のごはんに取り入れてみようと決めた。最初は玄米100%を炊き食べたの
だが独特の香りが気になる。そして水加減が精米と異なるのであろう。少し柔
らかめに炊けてしまった。ご先祖様の時代から玄米を食べていた期間は精米よ
りもはるかに長かったのだと思う。しかし100%玄米を毎食いただくことは私
の現在の脳は同意しないようだ。よって少しずつ慣らしていく方法を選んだ。
先ずは20~40%の玄米率で炊く。これは五合炊き炊飯器の一合か二合の割合で
玄米を入れ後は精米を使い炊く。こうすると結構おいしくいただくことができ
た。不思議なもので見た目も100%玄米の薄茶色一色より、白米に玄米の二色
の方が食欲が出る気がする。そして玄米の食感はプチプチとして食べごたえが
ある。最近ではさらに押し麦を追加して炊いている。
一粒一粒は小さくても主食であるご飯を継続して食べることによりその栄養価
を摂取することができる。継続は簡単に実行できなければ続かない。どうすれ
ば継続できるかを考えるとこの玄米の食べ方は「有り」だと思う。