投稿記事
新聞の面白いところはたくさんある。その中でも私が好きなのは投稿記事で
ある。色々な 人が様々な立場、視点でものを言うのはとても刺激的である。
それについてくだを巻くことが大好きだ。もちろん全ての投稿者の記事が掲載
されるわけではなく、新聞社の選択があるので新聞社が掲載したくない記事、
不適当と判断された記事は相当数あるだろうし投稿記事は一部の意見だと
いう認識も必要である。
2017年7月28日の朝日新聞朝刊「若い世代」の投稿記事が目に留まった。
その内容は、
小学生で母親をがんで亡くした18歳の投稿である。当時は幼かったため残
された母親との時間を大切にできなかった。母親の存在・行為が当たり
前だと思っていたが、そうではないと気づいたという。そして母親の残し
てくれた言葉を座右の銘にし、日々懸命に生きているという話である。
18歳にしてこの考えができるということに驚いている。この人がこの
ように考えることは、母親の教えが正しいことの証左であると感じた。