身のまわりにはいつも何かが

身のまわりにあることを書いていきます。これから色々な分野に挑戦していきます。

理想的な読書方法を探すには その3 黙読

「黙読」、辞書を紐解けば、「声を出さずに読むこと」とある。あらためて

述べることもないかもしれない。

 

今回は一回だけ2、3分黙読しその内容をまとめて文章にすることによりその

読み方の効果を感覚的にどのようなものかを探る。

 

題材:「公衆電話の真価」 天声人語 2016 夏 vol.185

 

公衆電話についての話である。監禁された女性が犯人の隙を見て公衆電話

から警察に電話をかけた話から始まり、

・公衆電話の数がが減り続けていること

・災害時に強い公衆電話

夢野久作の短編集に公衆電話が登場する話

と断片的な記憶に終始して全体をまとめることはできなかった。短い文章

にもかかわらず最後の方には何が書いていたのか記憶にないという無残な結果だ。

 

内容をまとめるために再度読み返すことはしなかった。今回は初見で一回きり

の黙読という設定にした。一回きりの一発黙読は正直厳しい。もう一度読み

内容を確認し、内容の全体像を把握したいという欲求が出てくる。

 

一方、毎日継続して「一回きりの一発黙読」訓練を重ねれば何かコツが

見えてくるかもしれない。

 

次回は「音読」だ。