本紹介 「進化教育学入門」
「進化教育学入門」
動物行動学から見た学習
小林朋道
先日この本を読み終えた。図書館の新刊コーナーにあり題名が興味を引き借りることにした。図書館の良いところは気軽に本に触れることできる点に尽きる。人間の一生に読むことができる本の量は限界がある。一冊読むことは一冊読めなくなることである。出来ることならばお金も時間も損はしたくないだろう。しかし本を手に取らなければ始まらない。
ここに図書館の価値を見いだせる。図書館のルールを守って手当たり次第本を借りる。そして5分でもいいからページを繰る。最初から読む必要はなく適当に開いページでもよい。あとがきからでもいい。本に触れるという事実さえあれば。極端に言えば、テーマと表紙からどのような本なのかを想像するだけでもいいと思う。
本題に入る。
この本は動物の行動、進化の過程から人間の特性を考えて、その特性を人間の学習に役立てようとする学問の話しである。長い進化のなかにおいて動物から人間へと連綿と続く流れにヒントを得るという考え方だと私は思う。
人類はこれまで20万年のうち9割の期間を狩猟採集生活をしてきて農耕生活になったのは1万年程度だという。狩猟採集生活時代の生き方が現在においても人間の脳や身体に大きく影響しているというのである。その具体例も興味深い話が多い。
非常に面白く読んだ本であった。この本は購入し取っておき再読しようと思う。興味がある人は先ずは図書館で借りてみてはどうだろうか。
ホワイトデーには栃木の味
その由来はわからないが本日はホワイトデーだという。バレンタインデーのお返しになぜホワイトデーなのか全く想像できないがイベントはイベントとして楽しむことはできるのではないか。
私も家族からチョコレートをもらったの
でお返しをしようと購入したのがこれ
だ。
「栃木の味 レモン入牛乳」のクランチチョコ
栃木の人にとってはお馴染みなのかは知
らないが、私は用事で栃木県に行ったと
きには必ずレモン入り牛乳を飲むことに
している。それはレモン風味の甘い乳飲料である。こどもが好きそうな味わいである。今回のものはそのレモン入り牛乳をクランチチョコにした商品である。クランチチョコとはコーンフレークを粉々にしたようなものをチョコレートで固めたお菓子だ。歯ごたえがクセになる。
贈答品なので私は食べていないがレモン入り牛乳好きの私には間違いのないお返しだと思っている。次回は私自身への贈答品としよう。
服装
ようやく暖かい日が続くようになった。これは本当に嬉しい。そして身体が楽である。一方、人間の身体はこの気候の変化にすぐにはついていけない。徐々にこの変化に対応していくのである。
とても難しいことがある。それは一日の寒暖の差が大きいため服装が難しいことである。朝は真冬並みで日中は初夏という気候に対しての服装の正解は何であろうか。
今日は早朝より出かけなければならない。用事が無ければ気温が上がるまで家にいるという対策が立てられるがそうもいかない。仕方がないのでできるだけ脱ぎやすく携帯しやすい服装にしようと思うがコートは外せない。
まあこれもこれからの素晴らしい季節の始まりに対する事前準備と考えて出かけるとしよう。
ベトナム旅行記 旧正月テトを味わう その27
見知らぬ街へ来るととても新鮮な気分になる。その新鮮な気分が好きなので、近所でも
あえて遠回りをして知らない道を通ったりすることもある。それが外国であればなおさ
らである。大げさに言うと出会うもの全てが新鮮である。とは言うものの、これは日本
にもあるとか、これは日本から持ってきたのかと思ったりもする。
この写真は典型的なベトナム北部の家である。とても不思議な建て方ではないか。縦に
細長く高さも大体一緒で奥行きもかなりある。一階入り口には格子戸がある。これは建
築法が関連するのかもしれないが不思議な感覚を覚える。特に私が印象深いのは建物と
建物の間の隙間の無さである。隙間なくぴったりと近接している。ここまで近接してい
るとベランダからベランダに行くことが簡単にできてしまうではないか。バイクは盗ま
れるので家の中にしまうという厳重な習慣の反面、ベランダのセキュリティは問題ない
のかと考えてしまう。
ベトナム旅行記 旧正月テトを味わう その26
街を歩いていると普通に遭遇する。これはパパイヤの木である。本当にその辺
に生えている雑草のような感覚である。東南アジアは土地が豊かであるという
ことを実感する。
背丈は3、4メートル程度である。実がたくさんなっているがまだ青い。青いま
までサラダにして食べたりもする。私はサラダよりも熟した黄色い実を果物と
して食べることが好きである。今回は残念ながら熟したパパイヤを食べる機会
はなかった。